HOME > 訪問介護の仕事の本音

訪問介護の仕事、本当の本当はどうなのか。

訪問介護の仕事をしている私に、「大変だねぇ・・」とか、「えらいねぇ。。」って、
なんだかすごく苦労をしている人を見るような顔で言う人が多く、やっぱり介護はそういうイメージなんだろうな、と思います。

私は最初、「みんなが言うほど大変でもないでしょう」と軽く思っていたのですが、
初めて行った施設での介護実習で、 ちょっと目を疑うような過酷な介護現場に遭遇し、考えが甘かった自分を反省しました。


行った先は「特別養護老人ホーム」で、沢山の入居者が生活をされていました。
そしてこの施設もやはり人手不足だったので、職員はひたすら機械的に介護してる感じで常に忙しそうでした。

朝は、起床→トイレ介助から始まりましたが、この「トイレ介助」が先ず大変で、 拒否して暴れる人、間に合わなくて漏らしてしまう人、トイレを汚してしまう人、 異常に時間のかかる人・・・。

あちらこちらの部屋から、介護士と入居者の言い争うような声と○臭とがフロア中に充満し、 廊下で見学させてもらっていた私のところへもダイレクトに届きました。


「朝からこれはきついな。。」


トイレが終わって食堂へ移動し朝食が始まると、またそこでひと騒ぎです。
おひと方だけなのですが、食べながら大声で奇声をあげる入居者さんがいて、 それを制して食事を促す介護士とのバトルが遠くの方で起こっていました。

近くでは、隣の人のおかずに手を出す認知症患者さんと、それを指摘して怒る入居者さんと、間に入って収めようとする介護士との三角対決が勃発していました。

多くの方は普通に食事を楽しんでおられたようですが、一部の強烈な入居者の方に私の視線は釘付けになり、 その異様さだけが記憶に残ってしまっています。

一生懸命に尽くした利用者さんに、「ありがとう」と感謝されるどころか、 「余計なことをしやがって」と暴言を吐かれたり、 引っ掻かれて血が出たり、つねられたり、蹴られたり、噛み付かれたりと、 まぁ、酷いものです。

しかも、そんな理不尽な攻撃に対して介護側は反撃が出来ず、ひたすら耐えるのみ。

この独特な光景を見て介護の実態を知り、「ここは無理だ。。」と強く思った私だったのですが、 あれから介護の職に就いて数年経っております。

介護現場の現実にショックを受けたはずの私が、なぜ介護の仕事をしているのか。

それは「訪問介護」という、施設とは全く違った介護の仕事を知ったからです。


「訪問介護」は、ひとりの方とじっくり向き合う介護

「訪問介護」とは、ご存知のように、お宅へ出向いて介護サービスを行うこと。

利用者さんの生活に入り込むこの仕事は、良い信頼関係が築けないと楽しくできません。 施設と違って、より個人的なお付き合いになります。

1回目より2回目、2回目より3回目と、訪問回数が増えていくにつれ、利用者さんやそのご家族と徐々に心が通じ合えるようになる課程が、 私は「楽しくて嬉しいな。」と感じます。

そして私が提供する介護に対して「ありがとう。」「楽しみにしてるよ。」「また来てね。」と言われると、単純に嬉しく思います。

この仕事をやった人にしか分からない、その何ともいえない嬉しい瞬間があるからこそ、キツイことがあってもこの仕事を続けることが出来ているんだろうな、 と思っています。

もちろん、今まで係わった全ての利用者さんと良い関係になれたわけではありません。

意思疎通の難しい重度の認知症患者さんや、ほぼ寝たきりで反応が薄い利用者さん、生理的にどうしても無理な人など、 理解できなかった利用者さんもいらっしゃいます。

介護の仕事がつらいな、と思うときもありますが、「ありがとう。」と言ってもらえる嬉しい瞬間がまたあったりすると、 再びガンバロ〜と思えて今に至っています。

私には「訪問介護員」が性に合っていましたが、施設介護の方が合っている方もいらっしゃるでしょうし、 どちらがオススメと言うわけではありません。

介護の仕事を「シモの世話係」と言う人がいます。

確かにそうかもしれません。
生きて行くには「食」「排泄」「睡眠」は欠かせません。
「排泄」=「汚い」 これはどうしようもない事実。

私だって、オムツの中が排泄物まみれの現場を見れば、
「うわぁ〜っ・・、 」 って、強烈に思います

でも、それ、放置するわけにはいきません。
一刻も早く綺麗にして気持ちよくなってもらわないと、こっちまで気持ち悪くなってくる・・・。

だから急いで処置をして、綺麗さっぱり清潔な状態になった時、 不思議なもので、自分まですごく気持ち良くなります。「あ〜、スッキリした♪」って。

介護の仕事において、一番嫌な、嫌われる作業といったらこの「排泄の世話」だと思うのですが、 「人間とはどんなことにも慣れる生き物である」

排泄処理も例外ではなく、次第に慣れてきて、(良いのか悪いのか)あまり抵抗が無くなってきます。

結局のところ・・・

訪問介護の仕事は、「おすすめ」か「すすめない」か。

職場環境に大きく左右されるので、結局、「やってみないと解らない。」としか言えません。(・・・こんな答えでゴメンナサイ・・・)

就職先が自分に合った職場だったら「介護はすごく楽しい仕事」になるだろうし、そうでなければ「介護の仕事は最悪!」 になるでしょう。

それはどんな仕事も同じで、介護に限ったことではなく、とにかくはチャレンジしてみないことには分かりません。

介護の求人はたくさん有ります。色々な環境でで働いてみるのが一番良いです。
経験は宝です。

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