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元・テニス女子

生涯独身を貫き、人生の大半をテニスに捧げ、そして80歳を目前にひとりアパートで暮らす女性・Dさん。

Dさんが若い頃からテニスに没頭できたと言うことは、それだけ裕福な家庭だったということです。

私の両親もDさんと同世代ですが、うちの両親は学校もそこそこに田舎から東京へ奉公に来ないといけないほどの経済状況でしたから、 Dさんはかなり恵まれていたことが想像できます。

それが今では「○○荘」という感じの小さなアパートに住んでいるのはどうしてなのか、 謎なのですが。

今でこそテニスは出来ないDさんですが、ずっとスポーツをやっていた方というのは、 お年を召されてもスタイルが良いのですね。

スラ〜とした長身で、全くぶよぶよしていなくて、足がとても綺麗です。
初めてお会いした時は本当にびっくりしました。

Dさんは肺気腫の持病があって、ひとりでの入浴は危険な為、ヘルパーが介助に入っています。

テニスを辞めてからの趣味は「競馬」だそうで、数年前まで競馬場へ通っていたそうです。 大穴を当てたことがあって、「それから辞められなくなった!」そうです。

Dさんの洋服ダンスの上に、すごい写真が飾られていました。
皇族方とテニスをした時の記念写真です。もちろん、白黒でした。

充実した青春時代だったのでしょうね。 

思えば私には、これといって語れるような趣味がありません。
みんなソコソコな趣味ばかりです。

Dさんのように何か特技があるって素敵だな、と思いました。

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